初心に帰ってみよう!宮村美毅

本当に最近は冷え込みます

あったかいと思っていてもやはり、冬は冬ですね

当たり前ですが・・・

ということで

当たり前になると人は感覚がおかしくなるのかも思い

最近のキーワードでブログをかいてみました。

それは

「原点回帰」「初心」です

福祉の業界に携わらせていたき

もうすぐ20年が経過します

その中で培われてきた知識や技術はどれも周りの皆さんから教わった大切な知恵です

そしてその中で育ってきた宮の介護感

それは変わりつつもあり、変わらないものでもあり。

原点に返るとき宮はひとつの詩を思い出すことことがあります

それはある病院で認知症とみなされて亡くなった婦人の遺書です。

以下本文・・・


何が見えるの、看護婦さん、あなたには何が見えるの

あなたが私を見るとき、こう思っているのでしょう

気むずかしいおばあさん、利口じゃないし、

日常生活もおぼつかなく目をうつろにさまよわせて

食べ物をぼろぼろこぼし、返事はしない(略)

おもしろいのかおもしろくないのか

あなたの言いなりになっている(略)

これがあなたの考えていること、あなたが見ていることではありませんか

でも目を開けてごらんなさい、看護婦さん、

あなたは私を見てはいないのですよ

私が誰なのか教えてあげましょう、ここにじっと座っているこの私が

あなたの命ずるままに起き上がるこの私が(略)

あなたの意志で食べているこの私が誰なのか

私は十歳の子供でした、父がいて母がいて

兄弟、姉妹がいて、皆お互いに愛し合っていました

十六歳の少女は足に羽根をつけて

もうすぐ恋人に会えることを夢見ていました

二十歳でもう花嫁、私の心は躍っていました

守ると約束した誓いを胸にきざんで

二十五歳で私は子供を生みました

その子は私に安全で幸福な家庭を求めたの

三十歳、子供はみるみる大きくなる

永遠に続くはずのきずなで母子は互いに結ばれて

四十歳、息子たちは成長し、行ってしまった

でも夫はそばにいて私がかなしまないように見守ってくれました

五十歳、もう一度赤ん坊が膝の上で遊びました

私の愛する夫と私は再び子供に出会ったのです

暗い日々が訪れました、夫が死んだのです

先のことを考え、不安で震えました

息子達は皆自分の子供を育てている最中でしたからそれで私は、過ごしてきた年月と愛のことを考えました

今私はおばあさんになりました。自然の女神は残酷です

老人をまるでばかのように見せるのは、自然の女神の悪い冗談

体はぼろぼろ、優美さも気力も失せ

かつて心があったところには今では石ころがあるだけ

でもこの古ぼけた肉体の残骸にはまだ少女が住んでいて

何度も何度も私の使い古しの心をふくらます

私は喜びを思い出し、苦しみを思い出す

そして人生をもう一度愛して生き直す

年月はあまりにも短かすぎ、

あまりにも速く過ぎてしまったと、私は思うの

そして何物も永遠ではないという厳しい現実を受け入れるのです

だから目を開けてよ、看護婦さん

一目を開けて見てください

気むずかしいおばあさんでなくて

「私」をもっとよく見て!



この詩を読むと

もう一度自分の仕事が今のままでよいのか?

大丈夫なのか?

と振り返ることが出来ます

皆さんはどのように感じますか?
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